「考えるな!感じろ!」
ヘルニア発症30日
状況は一進一退という感じだろ〜〜か。
この時期に何か勉強したいと思い。午後から毎日、英語の勉強をしている。
Speed Learning 活用している。
今までも通勤中にながらで聞いていたのだが、
全く身についてないので、療養を機に集中して聞いている。
数ヶ月後に変化あると良いのだが、、、、
話変わりますますが
ここ数日、久しぶりに「インナーゲーム」読んでみました。
- 作者: W.ティモシーガルウェイ,W.Timothy Gallwey,後藤新弥
- 出版社/メーカー: 日刊スポーツ出版社
- 発売日: 1976/07
- メディア: 単行本
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簡単にいうとコーチの本ですね。
「考えるな!感じろ!」ブルースリーの名言を思い出します。
ヨガ的に読むとマインドフルネスの要素も感じます。
多分読むの3回目くらいです。
ビジネス商談、プレゼン、スポーツ競技など
当日100%の実力を出し切るのは非常に難しいと思います。
少し前、僕も町内の運動会リレーで気合いが入りすぎて
転倒しました。
腰と膝に問題はあるものの、継続手に運動もしており
リレー競技は得意分野であったことが、変な自信につながり
自分と向き合うことができず。
思考と体の同期が図れず、転倒と言う恥ずかしい結果となってしまった。
実際、メンタルトレーニングや禅、瞑想、ヨガといったある程度の
トレーニングを受けてないと50%実力が出れば良い方じゃないでしょうか?
その辺をうまく解説した本で読んだ当時は腑に落ちました。
(その当時はヨガ未経験だった。)
この本はテニスを例にしてますが、
スポーツ全般、ビジネス全般の世界でも使える内容で好きな本です。
我々日本人は幼少の頃から、「がんばれ!」「気合いだ!!」「こうしろ・ああしろ」
といった指導を受けてきました。そんな時代だったんです。
現在はどうでしょうか?
競技、指導者、個人の判断によるでしょうか?
だいぶ時代も変わってきていると思いますが、今でも根性論の考え方が根底にあり、
偏った指導方法を良く見かけます。
特にブラック企業では、良く見かけますし、僕の会社でも一般的指導方法です。
だから毎年辞める人が絶えません。
多分、、、日本だけ独自の指導法が成立してしまったんでしょうか?
人の内面には、自分自身に対して命令する“自分”がいます。
そして、その自分が命令している相手である“自身”がいます。
前者の命令者である“自分”を「セルフ1」
後者の実際に行う実行者である“自身”を「セルフ2」
と仮定して説明しています。
人はうまくやろうとすると、「ああしよう・こうしよう」
もしくは外発的に「がんばれ!」「気合いだ!!」と言われて、
自分自身の中で咀嚼して「がんばれろう!」「気合いなんだ!!」
と思います。
つまり、セルフ1 が働きます。
しかし、かえってこの気持ちが セルフ2 の働きを
邪魔をして成功の可能性を低くするのです。
本書ではセルフ1を黙らせ、セルフ2をフルに働かせることが
いいパフォーマンスを生むと説明しています。
最近の流行りでいうとマインドフルネスの考え方に近いです。
マニアックな例でいうと、
ヨガで言うところのプルシャとプラクリティの考え方に近いです。
この話をすると長くなるので、ココではやめておきます。
上司が「ああしろ・こうしろ」と指示・命令するのではなく、
部下の中にあるセルフ2の力を信じ、
それを働かせるように促すことが結果的に良い結果につながるのはないでしょうか?
コーチングでいう、内発的モチベーションですね。
ただそのポイントへ向かうのには、指導する立場の人に時間と力量が問われます。
新人教育などするタイミングにまた考えていきたいと感じて本でした。